2016年5月12日
JEPAが「著作権入門セミナー」を6月東京で開催
日本電子出版協会(JEPA)は、電子書籍を考える出版社の会(eBP)と共催で「著作権入門セミナー」を、6月8日、22日の2日間、東京・飯田橋の研究社英語センターで開催する。講師は、出版実務の経験豊富な村瀬拓男弁護士。
開催概要
開催日時:
第1回 2016年6月8日(水)15時~17時
第2回 2016年6月22日(水)15時~17時
会 場:研究社英語センター大会議室(飯田橋)
講 師:村瀬拓男弁護士(用賀法律事務所)
募集人数:170名
受講料: JEPA会員、eBP会員の受講料は各社2名まで無料。
2名以上受講する場合、追加1名あたり3000円の受講料
非会員は1万円(2回分)
詳細・申込
内容:
第1日 「著作権制度の基礎」
著作物とは何か、著作権はどのように生まれるのか、著作権はいったいどのような権利でどのような場面で働くものなのか、著作権者の許諾なく著作物を利用できるのはどのような場合なのか、といった著作権制度の基本的なところを、実例を挙げながらなるべくわかりやすく説明する。
あわせて、商標法、意匠法、また不正競争防止法などといった、著作権と関連する知的財産法制度についても触れることにします。
第2日 「著作権を利用する契約と著作権制度」
従来出版社が締結する契約は「出版契約」がほとんどだったが、電子出版の展開に伴い、契約の相手方も著作権者だけでなく、配信事業者等に拡大し、またその契約内容も日々変化している。このような新しい契約分野に対応していくときにも、常に著作権制度との関連を意識していかなければなないし、逆に意識することによって、冷静な対応も可能となる。
著作権制度自体も、TPPへの対応など、毎年のように改正されている状況だが、法改正の状況も含めて考えていく。
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