2020年7月9日
iTeachers TV Vol.236 市川工業高校 片岡伸一 先生(後編)
iTeachersとiTeachers Academyは8日、iTeachers TV Vol.236 千葉県立市川工業高等学校 電気科の片岡伸一 先生による「市川工業高校における休校時のクラウド活用について(後編)」を公開した。
2020年3月に全国で一斉休校が開始。課題が出せなかったり郵送で送ったりという公立学校が多い中、市川工業高校電気科では休校後すぐに「G Suite for Education」を活用した課題の配布・回収を行った。さらに、「Google Meet」を活用したライブストリーミング授業やYouTubeを使った授業動画の配信など様々なチャレンジを実施。この取り組みは、電気科という単一学科での取り組みから、他教科、そして学校全体を巻き込んでいく。さらに、「Google Meet」を活用したJICAザンビア事務所と生徒約80名が交流したオンライン授業、分散登校時の課題研究の実践など、公立学校でも実施できた休校時のクラウド活用について紹介する。
片岡先生は、少年時代からPC6001やX1に触れ、PC98、DOS/Vを経て、大学の技術支援担当時からHP200LX、Palm、Windows CE等の携帯端末の教育環境への導入を模索。iPadを発売日の翌週より授業に導入し、現在では、iPadとCloud環境を効果的に活用する校内システムを研究。専門は経営工学。AFP(日本FP協会認定)。
後半の「教育ICTなんでも3ミニッツ」。今回は、情報通信総合研究所の平井 聡一郎 氏による「Google マイマップの世界」。
平井氏は、茨城県の公立小、中学校で22年間、市町及び県教委で指導主事として11年間勤務する。古河市教育委員会参事兼指導課長を最後に公務員を退職し、現職。併せて、文科省、総務省の教育ICTに関わる委員を歴任。現在、全国各地でICT機器活用による教育改革に取り組み、特に小学校でのプログラミングの普及に多くの実践を重ねている。教材やITシステムの開発を担当。現在では、iPhoneやiPadを使った学生とのインタラクティブな授業を実践。
□ 市川工業高校における休校時のクラウド活用について(後編)
□ 市川工業高校における休校時のクラウド活用について(前編)
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