2022年12月29日
iTeachers TV Vol.346 大阪府池田市立北豊島中学校 大坪真哉 校長(後編)
iTeachersとiTeachers Academyは28日、iTeachers TV Vol.345 大阪府池田市立北豊島中学校 大坪真哉 校長による「学校の構造を変えることで「教育」って何なのかが見えてきた 〜公立中学校 GIGAスクールの今〜(後編)」を公開した。
学校の構造を変えた年とコロナ感染症のパンデミックが重なり、同時にGIGAスクールもやってきた。苦難の道だが迷いはなかったという。「学校の主役は生徒」。ICT委員会を立ち上げ、タブレットの使用ルールなど生徒が決めた。「ロイロノート」「キュビナ」など新たな道具も次々と学校に入ってきた。同校はICT関係で言えばそんなに進んだ学校ではない。ただ、GIGAスクール構想の主役が生徒であることは理解している。100年先を見ながら教育活動をすべきである事もわかってきた。「チョーク&トーク型授業」は「普通の学校」の代表例。「普通の学校」の主役は「先生」。だから「普通の学校」から脱出しなければならない。そのためにも GIGAスクール構想をどんどん進める必要がある。AIが出来ることはAIにまかせる。オンラインも頻繁に。「自律」「自由」「探究」「個別最適」「当事者意識」「PBL」そんなことをキーワードに今、学校は進んでいる。
大坪校長は、大阪体育大学卒業後、教員の道を歩む。就任当初は全国的に学校は大荒れ。あたりまえは通用しない、自分で考え行動するしかないことを実感する。生徒一人ひとりと話す中、社会の縮図が学校にある事を知る。学校現場にいながら様々な人たちとの出会いの中、「学校の意味」を問い続けてきた。その結果、校長として「学校の構造」を変えることとなる。
後半の「教育ICTなんでも3ミニッツ」。今回は、千葉県立市川工業高等学校の片岡伸一 先生による「簡単1人1台端末活用 Apple Keynote Live」。
片岡先生は、少年時代からPC6001やX1に触れ、PC98、DOS/Vを経て、大学の技術支援担当時よりHP200LX、Palm、Windows CE等の携帯端末の教育環境への導入を模索。iPadを発売日の翌週から授業に導入し、現在では、iPadとCloud環境を効果的に活用する校内システムを研究。専門は経営工学。AFP(日本FP協会認定)。
□ 学校の構造を変えることで「教育」って何なのかが見えてきた 〜公立中学校 GIGAスクールの今〜(後編)
□ 学校の構造を変えることで「教育」って何なのかが見えてきた 〜公立中学校 GIGAスクールの今〜(前編)
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