2016年10月11日
小学「理科」実験・観察指導法解説の書籍 ICTを活用した授業方法を紹介
教育同人社は7日、小学校中学年の理科の観察・実験の指導法をわかりやすく解説した書籍「理科重要観察・実験の指導法50選 3・4年生」を10日に発刊すると発表した。A4版88ページで価格は1500円 (税別)。
東北大学大学院情報科学研究科の堀田龍也教授監修のもとに、同書では、教科書や理科学習ノートなどの教材に多く見られる典型的な観察・実験を50点厳選し、その手順やポイントと授業で行う際の具体的な展開例をわかりやすくまとめている。
また、近年は教室に大型テレビや実物投影機、ノートパソコンなどの提示系ICTが広く導入されている現状を踏まえ、教師が資料をICTで映して説明する場合のノウハウについて、ICT活用分野の実践研究者である東京学芸大学教育学部、高橋純准教授の解説も掲載されている。
さらに、同書に掲載の観察・実験の手順やポイントを提示できるデジタル教材「小学校の見せて教える理科 観察・実験 3年生~6年生」がチエル社からリリースされており、同書と合わせての活用も期待しているという。
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