2013年1月22日
富士通研究所/画面を撮影するだけのファイル転送
富士通研究所は1月21日、PC画面を携帯電話やタブレットなどで撮影するだけで画面に表示されているファイルをPCと携帯電話間で転送可能とする技術を開発したと発表した。
これまで、テレビと携帯電話間で目に見えない通信情報を映像に重畳し、その映像を携帯電話のカメラで撮影すると通信できる映像媒介通信技術を開発してきた。今回は、この技術を応用したもの。
IPアドレスなど端末固有の情報を目に見えない形でPC画面へリアルタイムに重ね合わせることにより、撮影するだけで被写体のPCを特定する。
その後は、自動的に被写体PCと携帯電話間の通信経路を確立し、画面に表示されているファイルを携帯電話へ転送する技術。
この技術は、2月25日(月)から28日(木)に、スペイン・バルセロナで開催される「MWC 2013 (Mobile World Congress 2013)」に出展する予定。
問い合わせ先
富士通研究所
メディア処理システム研究所 イメージシステム研究部
電 話:044-754-2639
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