2013年7月1日
デジタルアーツ/子どもと携帯電話の危険性学ぶ講習会 保護者の関心高く
デジタルアーツが講師を派遣した、子どもと携帯電話の危険性について学ぶ「携帯電話の基本講座」(千葉市子ども会育成連絡会主催、千葉市後援)が6月29日、千葉市の中央コミニティセンターで開かれた。
この講習会は子どもをネット社会の危険から守ろうと企画されたもので、小中学生の保護者約40人が参加。「インターネットの危険性とその対策」について、熱心に耳を傾けた。
前半では、スマートフォンの代表的な3つの危険性(①「出会い系被害」、②「個人情報漏えい被害」、③「高額請求被害」)について紹介。
知らない人とIDを交換する掲示板利用から起きる出会い系サイトへの勧誘被害や、SNSへの不用意な書き込みから個人情報を公開される被害、アイテム課金型のスマホゲームから生まれる高額請求被害について、その危険性や対策(SNSに個人情報をむやみに投稿しないなど)が語られ、「被害にあったら、隠さず速やかに関係機関に連絡を」と、参加者に呼びかけた。
後半は、デジタルアーツが開発した有害サイトフィルタリングブラウザー「i-フィルター for Android」を入れた端末を大画面で見ながら、有害サイトにブロックがかかる様子を体験。
インターネットの危険性とフィルタリングの必要性が語られ、有害情報を排除するフィルタリングソフトを使った子どもとインターネットとの上手な付き合い方が提案された。
デジタルアーツ担当者は、「ネット環境は日々激変している。スマホにはスマホに合ったフィルタリングが必要。子どもと相談しながら「i-フィルター」を導入することで、新しい携帯電話の危険から子どもを守り、より快適なインターネットライフを体験してほしい」と呼びかけた。
「i-フィルター」は、有害サイトをブロックしたり、通話履歴や位置情報(7月上旬からサービス開始)などを親が遠隔管理でき、Wi-Fi通信にも対応するなどの特長がある。
全国の小中高大学校約26000校で、採用実績があるという。
現在、「i-フィルター for Andoroid」(15日間無料体験付き)は、年額3780円で登録することができる。
月額版(315円)もある。
関連リンク
最新ニュース
- 高校の授業料、保護者の53%が「公・私立とも無償化にすべき」と回答=ドリームエリア調べ=(2025年2月27日)
- 保育施設勤務者の62.6%が仕事継続に不安 =キッズライン調べ=(2025年2月27日)
- 26卒学生「面接でほめられると嬉しいポイント」の1位は「人柄の魅力」=ジェイック調べ=(2025年2月27日)
- 親子関係を深めるためのコミュニケーション、ダントツ1位は「子どもの話を聞く」=アタムアカデミー調べ=(2025年2月27日)
- LoiLo、ロイロ認定ティーチャー2024年度〈後期〉申請受付中(2025年2月27日)
- スマホきっかけに思春期の親子の会話が増加、親子の信頼関係も11%増 =KDDI調べ=(2025年2月27日)
- 近畿大学工学部、産官学連携で東広島市の環境学習サイトを制作 メタバース体験会を実施(2025年2月27日)
- ニーズウェル、長崎大学と産学共同による注力分野「AIソリューション」の研究開始(2025年2月27日)
- 京都橘大学、2026年4月開設予定のデジタルメディア学部(仮称)他の学部長・学科長決定(2025年2月27日)
- 武蔵野大学、メタバースキャンパス内の通信教育部ロビーにAI搭載した新機能(2025年2月27日)