2014年4月28日
多摩市立愛和小/1人1台タブレット環境とロイロノート活用による公開授業
東京都多摩市立愛和小学校は23日、教員・教育関係者や保護者ほかを対象とした実践授業を実施した。
同校の前身である愛宕東小学校では、2013年10月から児童1人1台タブレット環境を実現し教科を問わず授業で活用。2014年4月の統合により新たなスタートを切り、児童の基礎学力や学習意欲の向上を目的に、ICT教育を積極的に推進しており、今回の実践授業では、当日発売を開始した授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」を効果的に取り入れた授業が行われた。
2年生の算数の授業は「時こくと時間」。時刻と時間の概念について理解し、日常的に使うことができるようにすることが目的で、時計操作の一環としてロイロノートを活用し、実際に自分で時刻を表すことで知識の定着を図っている。
問いの資料は、ロイロノートを使って教師から児童一人ひとりのタブレットに一斉配信され、児童たちは手慣れた様子で、示された時刻をタブレットの画面に描き次々と教師のもとへ送り返す。その間、教師と児童との間の会話も止まることなく、テンポよく授業は進んでいく。
また、5年生の国語の授業は、日常的によく使われる敬語の使い方に慣れるというもの。教科書を読み、「丁寧語」「尊敬語」「謙譲語」について理解したのち、ロイロノートのカード機能を使い、教師が提示した場面ではどのような言葉を使うのが適当か考え、話し合いが行われた。
こうした場面ではこれまで、画用紙を使った短冊を用意して敬語のグループ分け作業などを行っていたが、タブレット上でカードを活用することで直感的に学習を進めることができるため、楽しみながら敬語を学ぶきっかけになるという。
関連URL
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)