2014年4月28日
LoiLo/タブレットを使った授業支援アプリを発売開始
LoiLoは23日、タブレットを使った授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」を発売開始した。
生徒と教師のコミュニケーションを活性化し、思考力、判断力、表現力を育むためのアプリ。クラウド版と学校内サーバー版の2種類がある。
iPad対応の教育現場用アプリ「ロイロノート」の後継機種で、写真や動画、図やWebで調べた資料などがカードとして表示されそれをつなげることで簡単に教材作成やプレゼン資料が作ることができるほか、授業で使いやすい機能のブラッシュアップを行った。
教師からクラスの全生徒へ資料の一斉配信ができ、授業中、必要なタイミングで資料を配布することができる。
質問に対する全生徒の回答を一覧表示することも可能。さらに例示したい回答を選んでアプリ画面に比較表示することができ、ディスカッションを行うことで生徒たちの理解を深めることができるという。
PC やタブレットからデータを簡単に出し入れできる「資料箱」も用意。教師があらかじめ資料箱に教材を入れておくことで、授業準備の時間を短縮することができる。生徒は、教師が資料箱に入れておいた教材をいつでも取得、閲覧でき、クラウド版なら自宅からでも資料を見たり、追加したりできる。
また、教師が説明に注目してもらいたいときは、教員側のタブレットでコントロールして生徒側のタブレット操作をロックできるほか、通信をオフにするなどクラス管理を支援する機能も搭載。
開発にあたっては、各生徒に iPad 1台を渡して授業を行っている東京都多摩市立愛和小学校が2013年の秋から先行導入し、授業に必要な機能や使い心地について意見を述べるなどの協力を行った。
LoiLoは今回の発表を記念して、「ロイロノート・スクール」を無料で利用できるモデル校を募集するキャンペーンを行う。
100校100クラス限定で、1校当たり1クラス分(40アカウント)まで。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)