2014年11月14日
文科省/高校での遠隔教育を一定条件のもと容認
文部科学省は10日、高校での遠隔教育の導入について、一定の条件を設けた上で認めることが適当だという見解を明らかにした。
現行の制度では、全日制・定時制の高校では通学による教育が前提にあり、遠隔教育は担当教員の指導のもとで行う場合を除いて、原則として認められていない。
文科省では、少子化や過疎化、ICT化などの社会状況の変化を受け、有識者らによる「高等学校における遠隔教育の在り方に関する検討会議」を設置し、高校での遠隔教育の方向性を検討してきた。
10日に行われた検討会議の中で報告書案を発表し、その中で同時双方向型を原則にする、高校卒業に必要な74単位のうち36単位を上限にするなど、一定の条件を設けた上で遠隔授業の実施を認めることが適当だという見解を示した。
文科省は、年内を目標に検討会議の報告書をとりまとめ、2015年度から実施する意向だ。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)