2015年1月9日
矢野経済研究所/大学向けビジネス過去3年間で市場規模拡大した分野は
矢野経済研究所は9日、国内の大学を運営する学校法人向けビジネスの調査を実施し、その結果を発表した。
それによると、大学向けビジネスで、過去3年間に市場規模が拡大傾向にあったサービス分野として「人材派遣サービス」「文書管理・ドキュメンテーション」「広告・学生募集支援」「キャリアセンター・就職支援サービス」「資格取得支援講座」「リメディアル教育講座」「LMS・eラーニングサービス」「シェアードサービス」を挙げている。
個別では、2013年度の大学向け人材派遣市場の市場規模が約230億円。中核業務以外の人件費抑制の動きもあり、当面市場は拡大傾向だとしている。
また、2013年度の大学向け広告・学生募集支援の市場規模は約440億円。学生募集のためのマーケティング支援への需要が拡大傾向にあるという。
2013年度の大学向けシェアードサービス市場の市場規模は約365億円。施設管理、購買業務、食堂・カフェの運営代行を中心に緩やかに成長するとみている。
全般の傾向として経費削減のために中核業務以外はアウトソーシングを行うなど、大学向けのビジネスは全般的に拡大傾向にあるとしている。
調査概要
期 間:2014年7月~11月
対 象:大学法人、大学を主なクライアントとして営利事業を行っている大学法人出資の収益事業法人、大学向け広告・就職支援事業者、大学向け人材派遣事業者、図書館業務委託事業者(書店)等
方 法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mail等によるヒアリング、文献調査併用
問い合わせ先
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)











