2014年4月25日
矢野経済研究所/eラーニングの市場規模 2014年度は1509億円に拡大
矢野経済研究所は23日、2014年に実施したeラーニング市場に関する調査結果を発表した。
調査では、2013年度の国内eラーニングの市場規模を、前年度比111.7%の947億円に拡大すると見込んでいる。法人向けB to B市場が堅調推移である一方で、個人向けB to C市場が市場拡大を牽引。2014年度もB to C市場のさらなる拡大が全体を牽引し、2014年度の市場規模は前年度比159.3%の1509億円と予測している。
B to B市場は、景況感の改善を受けて大手ユーザー企業を中心にeラーニングへの投資に復調が見られ、2013年度の市場規模は前年度比101.8%の568億円と堅調推移が見込まれる。一方、B to C市場は、通信教育、学習塾などの大手教育事業者による学習専用タブレット端末を使用した学習コースの導入により、2013年度の市場規模は前年度比130.7%の379億円と大幅な拡大を見込んでいる。
調査は、矢野経済研究所の専門研究員による面接取材、電話・FAX・eメールでのヒアリング、文献調査を併用し、1月から3月にかけて実施。
対象は、eラーニングシステム開発・構築・販売事業者、eラーニングコンテンツ開発・製作・販売事業者、eラーニングを介した研修や講義を提供・運営する事業者(学習塾、語学学校、研修事業者等)、学習ソフトウェア開発・製作・販売事業者など。
レポートは15万円(税別)で販売している。
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