2015年3月31日
CA Tech Kids/ロボットが動く、ドローンが飛ぶ 小学生プログラマーたちが作品発表
CA Tech Kidsは29日、プログラミングでロボットを操作し、ドローンを飛行させる、そんな作品を小学生プログラマーたちが発表するイベント「Tech Kids EXPO」を、東京のサイバーエージェント本社で開催した。
「Tech Kids EXPO」では、CA Tech Kidsが運営する小学生向けのプログラミング教室「Tech Kids School」に通う、小学校1年生から5年生までの5名の子どもたちが、自分の作品を発表した。
最初に、CA Tech Kidsの上野朝大代表取締役社長が登壇。
今後10年から20年の間に、米国で総雇用者の約47%の仕事が自動化される可能性があるという説を紹介し、コンピューターを使う側の人間にならなければいけないと語った。
さらに、プログラミングを学ぶことで、IT技術を操り、アイディアを実現する力が身に付くと、プログラミング教育の重要性を述べた。
最初の発表は、プログラミングを始めてまだ半年だという小学校3年生の杉本勇太さん。
地図記号を学べるiPhoneアプリ「地図記号図鑑&クイズアプリ」を開発した。
アプリでは、クイズをしながら地図記号を学べる。図鑑を見たり、検索機能を使って地図記号を調べることもできると説明。
大人になったら自分でゲーム会社を設立したいと、将来の夢も語ってくれた。
小学校2年生の菅野晄さんは、はじめて半年というScratchと、まだ3カ月というWebのプログラミング両方で作った「石とりゲーム」を紹介してくれた。
「石とりゲーム」は、全部で20個ある石を、対戦相手のコンピューターと交互に一回につき2、3個ずつとっていき、20個目を取った方が負けになるというルール。友だちと口で行っていたものをゲーム化した。
取った石のビジュアルが変わるようにしたり、取った石をPCが取らないようにするなど、工夫を凝らしたという。
小学校1年生の渋谷知希さんは、1才半からパソコンで遊んでいたという。
4歳からプログラミングをはじめ、6歳の時にコードを書くプログラミングを学ぶため、Tech Kids Schoolに入った。
開発した「冒険RPGゲーム」は、制限時間のまでゲームオーバーにならないように、体力や経験値、鉄といったパラメーターのバランスを調整していくゲーム。
HTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を駆使したという。今後も、Javaなどさまざまな言語を使ってみたいと語ってくれた。
小学校5年生の中馬慎之祐さんは、ソフトバンクが展開するロボット「Pepper」をプログラミングで操作。
ロボットアプリコンテスト「Pepper App Challenge 2015」に応募した、「ペッパーの夢」というロボットに将来の夢を聞くという作品を動画で紹介してくれた。コンテストでは、特別賞を受賞したが「次は優勝を目指す」と強い決意を語った。
小学校5年生の菅野楓さんは、プログラミングで制御したドローン(無人ラジコン機)のデモ飛行を行った。
プロセシングという言語でドローンに命令を行い、会場内を飛んだ際には歓声が上がった。さらに、ARマーカーをドローンに認識するようにプログラミングを行い、自動での飛行・着陸も実演。ARマーカーのかたちがゆがんでいる時に、面積を計算できるようにする点が難しかったという。
今回のイベントでは、登壇した子どもたちはみな、将来の夢や、どのようなスキルを学びたいか、プログラミングに関する明確な目標を持っており、意欲だけでなく、計画的にスキルアップに取り組んでいることが伺えた。また、それぞれ作品の高い完成度だけでなく、しっかりとしたプレゼンテーションにも驚かされた。スーパー小学生たちの今後のさらなる活躍に期待したい。
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