2015年4月20日
NTT、追手門学院ほか/クラウド型学習システムを活用した「新たな学び」のトライアル
追手門学院大手前中・高等学校とNTT、NTT西日本、NTTラーニングシステムズ(NTTLS)、すららネットは16日、クラウド型学習システムを活用した協働・個別学習の連携による新たな学びの実現可能性を検証する共同トライアルを4月から実施すると発表した。
タブレットやクラウド型学習システムなどのICTを活用した「協働での学び合い」と「個に応じた学び」を連携した授業実践を行い、生徒の「総合的な学力の向上」や教員による「多面的な指導」といった新たな学びの実現可能性について、共同で検証を行うもの。
トライアルでは、追手門学院大手前中・高等学校の一部教室に電子黒板やタブレット、無線LANなどICT環境を構築し、協働学習の仕組みとしてNTTLSが提供する授業支援アプリケーション「テックキャンバス」を、個別学習の仕組みとしてすららネットが提供する「すらら」を導入する。
「テックキャンバス」は、Webブラウザ上で教員が簡単にデジタル教材を作成し、児童生徒のタブレットに配布し、その回答を回収・表示して一人ひとりの意見を共有・比較して新たな気づきや思考を促すクラウド型アプリケーション。
機能としては、授業の進度にあわせたオリジナル教材を簡単に作成・配布できる「キャンバス機能」や、小3~中3の授業にそのまま使える約210種類のワークシートを提供する「サンプルワークシート」、「回答モニタリング機能」などがある。
トライアルの実施期間は7月末まで。実施場所は追手門学院大手前中・高等学校の中学3年生の1クラスで、対象教科は英語。
問い合わせ先
NTT新ビジネス推進室
電 話:03-6838-5721
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