2026年1月9日
約3割が新入社員研修を「意味ない」と感じた =東邦メディアプランニング調べ=
社員研修のポータルサイト・マッチングサイトであるKeySessionを運営する東邦メディアプランニングは7日、過去5年間で新入社員研修を受けたことのある正社員300名を対象に実施した、新入社員研修の満足度に関する調査結果を発表した。
それによると、新入社員研修(入社時研修)について、どの程度「意味があった」かという質問に対して、約71%の人が「意味があった」と回答している。
「非常に意味があった」「まあまあ意味があった」と回答した人に理由を尋ねたところ、「実際の業務に活かせた」が最多の43.7%となった。次点で「ワークや発表などアウトプットの時間があった」が34.7%、「学びたい内容が含まれていた」が31.5%となった。
「実際の業務に活かせた」が、「非常に」層と「まあまあ」層で17ポイントの差が生まれている。やはり実務に活かせたかどうかが、新人研修の満足度を左右する最大の要素といえる。
注目すべき点として、「アウトプット時間の有無」については「まあまあ層」では高い一方で、「非常に層」では下がっている点が挙げられる。ワークなどのアウトプットの時間は満足度を底上げしてくれる要素ではあるものの、実務につながらないのであれば「非常に満足」までには到達しないことを示している。
意味なし層に理由を尋ねたところ、「実際の業務に活かせなかった」が最多の41.4%となった。意味なし層も、同様に実践的な内容であったかを通じて有益性を判断しているようす。
理由について、全く意味がなかった層と、あまり意味がなかった層の差分についても分析。最大要因であった「実際の業務に活かせなかった」については、「全く意味なし」層と「あまり意味なし層」の間に、24.2ポイントの差が生まれている。
「全く意味なし」と回答した層では、実務に活かせるか以前の段階で研修そのものが無益であると感じていた可能性が考えられる。
具体的には、「同期や上司との交流がなかった」について、29.1ポイントも全く意味ない層が高くなっている。社内交流の不足が、研修の完全否定を引き起こすトリガーになる可能性があるということ。
どんな要素があれば新入社員研修の満足度が高まったか?の質問で最多は「実務で役立つ具体的なケースや事例」で42.0%だった。
「実務で役立つ具体的なケースや事例」については、比率に差はあるもののどちらの層でも1位となっている。
新入社員研修を受けたことによる業務意欲の変化については、やや高まったが約37.3%で最多となった。
意味ありと感じた層の8割近くは業務のモチベーションが高まったのに対して、意味なしと感じた層は6.8%しか高まったと回答していない。
そして、意味なし層のうち6割近くは意欲があまり高まらず、2割近くは意欲が下がっており、離職を考えた人が6.9%存在する。
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