2015年9月16日
旺文社/ネット出願導入検討・導入済みの大学は45%
旺文社「螢雪時代」編集部は15日、全4(6)年制大学の通信制を含む751大学に対し2016年入試のインターネット出願と受験料割引(ネット割)実施についてアンケート調査を行い、その結果を発表した。調査対象は、国公立156大学、私立521大学。
それによると、私立大では「既に導入済み」「2016年度から導入決定」「2016年度の導入を検討中」と合わせて全体の約45%と、2016年度からの導入に前向きな大学が半数近くを占め、2015年の約32%より大幅に増えた。
私立大のうち、大学が集中する関東と関西の2地区を比較すると、「既に導入済み」「2016年度から導入決定」の合計の比率は関東に対し関西の方が高く、「導入の予定なし」の比率は関東の方が高い結果となった。
また、国公立大では「ネット出願」実施大学は約8%に留まるが、2015年の約4%からは増加した。
「ネット割」については、私立大実施校の43.7%が実施しているが、「ネット出願」新規実施66大学中41大学が「ネット割」なしとなっている。
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