2016年2月4日
Z会調査、8割の学校がICTを全学年導入
Z会ラーニング・テクノロジは3日、デジタル・ナレッジが運営するeラーニング戦略研究所と共同で、ICTを導入している小中高の教員100名を対象にICTの活用状況についてアンケート調査を実施し、その結果を公開した。調査期間は2015年10月7日から12日。
それによると、ICTを「全学年」で導入している学校が8割に達し、小中高、公立・私立を問わず全校的にICT活用を進めている学校が多いことが明らかとなった。
もっとも多く導入されている「パソコン」のほか、小学校では「電子黒板」や「デジタルテレビ」、高校では「プロジェクタ」の利用も多い結果となった。また、半数の学校が「無線LAN」を導入済みであることが分かった。
こうしたICTは、視覚的な説明や交流が有効と考えられる授業や科目、一生徒の意見を全体に提示する場面などで多方面的に利活用されており、結果、6割の教員が「授業や生徒の良い変化を実感した」と回答している。
また、ICT活用による板書などの手間と時間のカットで、生徒指導などの“本質的な教育”に時間を割けるようになったという意見も見られた。
Z会ラーニング・テクノロジはこのことから、ICTが「学習意欲や集中力アップ」「学習効果の向上」に貢献し、一定の効果を上げている状況が読み取れるとしている。
調査概要
目 的:小・中・高校におけるICT活用の現状を調査する
方 法:Webアンケート方式
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