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2016年3月1日
表技協がプロジェクションマッピングの認定校制度を開始
最先端表現技術利用推進協会(表技協)は2月29日、北上情報処理学園 北上コンピュータ・アカデミーに対して、適切に指導が行える教育機関であることを認定したと発表した。
表技協はこれまで北上コンピュータ・アカデミーに対し、プロジェクションマッピングの指導者養成カリキュラムを実施、その成果として卒業研究発表会が開催され、一連のカリキュラムを修了したことを評価、表技協によるプロジェクションマッピング初の認定校となったもの。
北上コンピュータ・アカデミーは全8回、4カ月にわたるCG・CADコースの指導教員向けのカリキュラムを修了し、修了教員が指導を行ったCG・CADコースの学生5人によるチームが、2月6日の卒業研究発表会でその成果を発表した。
今回取り組んだテーマは、北上市にある国指定史跡の国見山廃寺跡をプロジェクションマッピングにより内外にPRするという課題。北上コンピュータ・アカデミーでは、市と連携して地域に貢献できる課題として積極的に取り組んでおり、CGやCADを活かせる表現としてプロジェクションマッピングに注目していた。しかし、学内ではそのノウハウが不足していたため、その指導パートナーを探していたところ、表技協のカリキュラムの存在を知り、その活用に至ったという。
北上コンピュータ・アカデミーでは、この成果を継続的に発展させていくために、新入学生にも同プロジェクトを引き継ぎ、より充実したコンテンツに改変していく予定だ。
最先端表現技術利用推進協会は、「最先端の表現技術を積極的に使いこなすための団体」として様々な業界のユーザーやメーカー、クリエイターを会員として2013年11月に設立された。プロジェクションマッピング、3D立体映像、3DVR、MR、AR、3Dプリンター、デジタルサイネージをはじめ最先端技術を用いた表現の開発、利用推進、人材育成に総合的に取り組んでいる団体。
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