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2016年5月17日
国内初、MobiConnect for EducationがiOS9.3 教育向け新機能に対応
インヴェンティットは17日、教育機関への豊富な導入実績を誇るMDMサービス「MobiConnect for Education」が、Appleが提供するShared iPad、 クラスルーム アプリケーション、Apple School Manage、Managed Apple IDなどのiOS9.3 教育向け新機能に、日本国内で初めて対応したと発表した。
AppleのiOS9.3 教育向け新機能により、教育機関のIT管理者は従来よりもはるかに簡単で効率的なデバイス配備を実現することができるようになり、教員および児童・生徒はiPadを利用した新しいスタイルの授業/学習を行うことができるようになるという。
Shared iPadは、デバイスは複数の生徒で共有しても、学びは一人ひとりにパーソナルな体験を提供したいと考える学校のために用意された新しい機能。生徒は、iPadのロック画面上に表示される顔写真を選択して、パスワードまたは4桁のPIN(暗証番号)を入力するだけで、自分だけの環境にログインすることができるようになる。
クラスルーム アプリケーションは、教員の授業運営をアシストする新しいアプリケーション。教員は、クラスルーム アプリケーションから生徒のiPad上で特定のアプリケーションやウェブサイト、テキストブックのページを開いたり、Apple TVを使って生徒たちの作業をテレビ、モニター、プロジェクター上で共有することができる。さらに、生徒のパスワードのリセット、生徒たちが使っているアプリケーションの確認などを行うこともできる。
Apple School Managerは、これまでDevice Enrollment Program(DEP)やVolume Purchase Program(VPP)で利用されていたApple Deployment Programに代わり、教育機関専用のポータルとしてAppleから新たに提供されたプログラム。デバイスの自動構成(DEP)、アプリやコンテンツの購入(VPP)などの従来機能に加え、人やクラス/授業の構成や、Managed Apple IDの作成など、教育機関でiPadを利用するために必要な機能が揃っている。
Managed Apple IDは、Apple School Managerから作成できる新しい教育向けのApple ID。生徒は、Managed Apple IDを使ってiCloud、iTunes U、Shared iPadにアクセスでき、同時に学校側は必要なコントロールを維持できる。これまで、Apple IDの取得にはメールアドレスが必須だったが、メールアドレスなしで簡単に一括作成ができるようになり、教育機関のIT管理者は従来と比べて圧倒的なデバイス配備の効率化を実現できる。
MobiConnect for Educationは、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスに対して、リモートからロックやワイプ(初期化)の実行、設定やアプリなどを配布することが可能な、教育機関向けのMDM(モバイルデバイス管理)サービス。本サービスはクラウドサービス基盤で提供するSaaS/ASP型サービスであり、新たにシステム構築や保守をすることなく、初期費用と年額料金のみで利用できる。
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