2016年9月23日
7.1%の児童生徒がネットでトラブル、東京都教委調査
東京都教育委員会は21日、「2015年度児童・生徒のインターネット利用状況調査報告書」を公開した。
「児童・生徒のインターネット利用状況調査」は、インターネットでのトラブルについて、都内公立学校に在籍する児童生徒の被害や保護者の認識、学校の対応などを明らかにするために実施。
2015年度は、2016年2月5日~29日の期間、小中高・特別支援学校の児童生徒2万2792人、保護者1万9535人、教職員155校を対象に実施した。
調査結果によると、2015年4月1日~12月31日の期間における、インターネットでのトラブルの有無について質問すると、トラブルに巻き込まれた児童生徒の割合は7.1%と1割に満たなかった。
児童生徒が経験したトラブルの内容では、「メールやSNSに書き込んだ文章が原因で友だちとけんかになった」が28.5%と最も多く、「グループ内や、誰もが見られるところで、自分の悪口や個人情報を書かれた」が24.6%、「無料通話アプリなどのグループで仲間外れにされたり、勝手に退会させられたりした」が18.6%と続いた。
そのほかに、ゲーム内でキャラクターやアイテムをとられたというトラブルや、詐欺、迷惑メール、架空請求などの被害も報告された。
トラブルへの対応は、43.8%の児童生徒が「がまんした」という結果となり、「家族に相談した」のは26.9%、「学校・先生に相談した」が7.4%、「警察に相談した」は1.7%にとなった。
関連URL
最新ニュース
- 学校向けICT教材「すららドリル」、京都・大山崎町の公立小中学校が導入(2025年4月25日)
- リスクモンスター、第13回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」1位は?(2025年4月25日)
- 高校生の約5割が「推薦系選抜」を希望 =明光義塾調べ=(2025年4月25日)
- GMOインターネット、九州大で「AIを活用したWebアプリ開発」の講義(2025年4月25日)
- バッファロー、京都大学の新入生にマウス3033台を寄贈(2025年4月25日)
- 早稲田大学アカデミックソリューション、女子中高生向け「AI・プログラミング Camp」台湾で開催(2025年4月25日)
- 未来キッズコンテンツ総合研究所、「第1回 世界AIアスリート選手権大会」に向けて高校生がデジタル表現力を身につけるための学習プログラムを拡充(2025年4月25日)
- サイバーフェリックス、「学校版MBAスクールリーダーシッププログラム」第2期募集前セミナー(2025年4月25日)
- エリクソン×KDDI、大阪・関西万博で教育イベント「デジタルミライラボ」を無料開催(2025年4月25日)
- スタディプラス、塾関係者・参議院議員が登壇する「Studyplus Agenda 2025 SS~いま考えるべき教育と経営の論点~」6月開催(2025年4月25日)