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2016年10月25日
「アプリ甲子園2016」優勝は開成高の大渕雄生さん
D2C社は23日、全国の中高生を対象としたスマートフォン向けアプリ開発コンテスト「アプリ甲子園2016」の決勝大会を開催した。中高生10組のファイナリストによるプレゼンテーション後、審査の結果、優勝は大渕雄生さん (東京・開成高校2年) の、認知症の介護サポートIoTツール「Find Family」に決定した。
「アプリ甲子園」は、次世代を担う若手クリエーターの発掘と育成支援を目的として、同社が2011年から開催しているスマートフォン向けアプリ開発コンテスト。今年も7月1日から8月31日まで公式ウェブサイトで募集が行われ、23日にD2Cホールで決勝大会が行われたもの。
「Find Family」は、靴にGPSで位置情報を調べる仕組みが組み込まれ、アプリのマップ上に位置情報を表示する。また、徘徊した場合には、周囲の人から見つかりやすいように、アプリから靴を光らせることもできるというもの。認知症という社会的な課題をテーマに、アプリという枠組みを超え、IoTツールとしての完成度が高く評価された。
準優勝には西村太雅さん (立教新座高校1年) のゲームアプリ「Which is the Floor?」が、第3位には矢鋪明司さん (N高校2年) の音楽ゲームアプリ「DotResonance」が選出された。
その他、技術賞およびセガゲームス賞に木村皓子さん (慶應義塾女子高等学校3年) の「VR絵本メーカー」、パワーハウス賞に大屋彩乃さん (青山学院高等部1年) の「Photton」、電通アイソバー賞に森本くるみさん (青山学院高等部3年) の「言い訳メーカー」がそれぞれ選ばれた。
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