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2016年10月25日
総務省情報通信政策研究所、「AIネットワーク社会推進会議」を開催
総務省情報通信政策研究所21日、AIネットワーク化(*1)に関し、AIの開発原則・指針の策定に向けた検討を行うとともに、AIネットワーク化が社会・経済の各分野にもたらす具体的な影響とリスクの評価を行う等、社会全体におけるAIネットワーク化の推進に向けた社会的・経済的・倫理的・法的課題を総合的に検討することを目的として、「AIネットワーク社会推進会議」を開催すると発表した。
総務省情報通信政策研究所は、2016年2月から6月まで「AIネットワーク化検討会議」を開催し、AIネットワーク化の進展を通じて目指すべき社会像として人間中心の社会像「智連社会」(WINS〔ウインズ〕)を提唱、その基本理念を整理するとともに、AIネットワーク化が社会・経済にもたらす影響とリスクの基礎的な評価を行った上で、AIの開発原則・指針の策定等今後の課題を整理した。
また、4月29日と30日に行われたG7香川・高松情報通信大臣会合において、高市総務大臣から、AIの開発原則の策定に向け、『中間報告書』に掲げる8項目からなるたたき台を配付し、OECD等において国際的な議論を進めるよう提案した結果、各国から賛同が得られたという。
総務省情報通信政策研究所は、理工学系及び人文・社会科学系の有識者に加え、産業界等からも参画を得て、社会全体におけるAIネットワーク化の推進に向けた社会的・経済的・倫理的・法的課題を総合的に検討することを目的として、これまでの「AIネットワーク化検討会議」を発展的に改組し、「AIネットワーク社会推進会議」を開催することにした。
主な検討事項は、「AI開発ガイドライン(仮称)の策定に向けた国際的な議論の用に供すべき素案の検討」、「AIネットワーク化が社会・経済の各分野にもたらす影響とリスクの評価」、「社会全体におけるAIネットワーク化の推進に向けた社会的・経済的・倫理的・法的課題に関連する事項」など。
第1回の会合は、10月31日14時から開催される予定。
*1:「AIネットワーク化」とは、AIネットワークシステム(AIを構成要素とする情報通信ネットワークシステムをいう)の構築及びAI相互間の連携等AIネットワークシステムの高度化を総称する概念。
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