2016年11月18日
国別英語能力ランキング、過去6年間で日本の英語能力が低下
イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパンは17日、世界最大の国別英語能力指数レポート「EF English Proficiency Index 2016」を発表した。
今回で6回目となる「EF EPI 2016」は、世界72カ国、95万人の成人の英語学習者のデータを用いて作成したという。
日本の順位は、昨年11月に発表された「EF EPI 2015」の順位(30位 / 72カ国)から5位下がり35位。また、過去6年間のEF EPIスコア(英語能力を示すスコア)の結果を比較すると、「EF EPI 2016」の下降が著しく、「EF EPI 2015」の結果からは-1.88ポイントと、過去6年間で日本人の英語能力が低下していることが判明したという。
アジア諸国の中で最もランキングが高かった国はシンガポール(6位 / 72カ国)。シンガポールはEF EPIスコアを昨年から+2.44ポイント伸ばしたという。アジアではタイ、香港、中国も注目に値する進歩を見せている一方、スリランカやパキスタンと並び、日本はアジア内で英語能力の最大の降下の結果となった。
昨年に続き今回も、上位5位を独占する北ヨーロッパの国々が含まれるヨーロッパの英語能力が他地域と大差をつけてランキング上位となっており、1位はオランダ、そしてデンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドが2~4位を占めた。また、英語能力スキルの幅が各エリアで過去最高の開きをみせていることも注目の点だという。
関連URL
最新ニュース
- 「“AI in Education” 教育現場にも AI を」日本マイクロソフト「EDIX東京」出展情報(2024年4月24日)
- チエル、無線通信ソリューション「Tbridge」の「エッジキャッシュ機能搭載モデル」を夏にリリース(2024年4月24日)
- MetaMoJi、学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」を10月に発売(2024年4月24日)
- 学習eポータル+AI型教材「キュビナ」、中学校の教科書準拠問題を来年度大幅拡充へ(2024年4月24日)
- 教育ソフトウェア、デジタル採点システム「採点ナビ」にMicrosoft Teams連携機能を搭載(2024年4月24日)
- モルフォAIソリューションズ、東京大学とAI-OCRを活用した研究開発を開始(2024年4月24日)
- 倉敷翠松高校、生成AIを活用して公式Webサイトをリニューアル(2024年4月24日)
- TUJ、コンピューターサイエンス学科が国内で全課程の履修を修了・卒業するプログラム開始(2024年4月24日)
- 翔泳社、大学生メンター達が作った新しい「情報Ⅰ」の単語帳【なるほどラボ】刊行(2024年4月24日)
- オープンハウス、Web3チャレンジスクール「ロブロックスでゲームをつくってみよう」を実施(2024年4月24日)