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2017年2月16日
デジタルアーツ、教育機関・官公庁向け「i-FILTERブラウザー&クラウド」を発表
デジタルアーツは15日、企業・教育機関・官公庁向けエンドポイントWebセキュリティのラインナップを刷新した「i-FILTER(アイフィルター) ブラウザー&クラウド」Ver.4.9を28日から提供開始すると発表した。
教育現場のICT化をはじめとしてiPadやWindowsタブレット端末の導入が国内で進む中、ブラウザーを選ばずWebフィルタリングを行うニーズや、Web閲覧機能を持つアプリケーションと併用するニーズなど、モバイル端末の利用は新たな局面を迎えている。
一方、法人企業では働き方が多様化し、端末を外部に持ち出して業務を行う機会が増加しているが、モバイル端末はセキュリティレベルの低い公衆無線Wi-Fiからマルウェア感染するなど、組織内部よりも外部利用のモバイル端末が標的型攻撃のターゲットになる可能性があり、セキュリティ対策強化が課題となっている。
「i-FILTER ブラウザー&クラウド」Ver.4.9は業務効率化やさまざまな脅威から端末を守るためのエンドポイントWebセキュリティ。端末内の全てのアプリケーションにWebフィルタリングを設定できる「MultiAgent」と、端末内のデータ保存を制御できる専用ブラウザー型の「SecureBrowser」の2ラインナップに刷新し、さらに、新たに「MultiAgent for iOS」と「SecureBrowser for Windows」の2種類のOS対応も追加した。
「MultiAgent for iOS」は全てのアプリケーションにフィルタリングを行えるため、iOSの標準ブラウザーであるSafariにフィルタリング設定が可能。また、これまで業務アプリや学習支援アプリとの併用時にフィルタリングの抜け道となりえたアプリ内のWeb閲覧機能も制御できる。
「SecureBrowser for Windows」では、企業がクラウドサービスを業務利用する際の認証情報やコンテンツの自動削除など情報漏洩対策になる他、文教市場では学校で1台のタブレット端末を複数人で利用する際に、以前の利用者の情報を削除できる。
新ラインナップ追加で、「MultiAgent」と「SecureBrowser」の併用もできるようになり、より多くのセキュリティ対策ができるようになる他、マルウェア感染や端末利用者が危険なサイトへアクセスした際に管理者へ通知する機能も搭載。管理者はこの情報を元にインシデントが生じた場合の初動対応として、外部端末を遠隔操作でネットワークから隔離できるという。
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