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2017年5月17日
椙山女学園大附属小、1人1台iPadのセキュアな環境体制を実現
インヴェンティットとデジタルアーツは16日、椙山女学園大学附属小学校(椙山小学校)にiPadをセキュアな環境で活用するため、「MobiConnect for Education」と「i-FILTER ブラウザー&クラウド」を導入、1人1台の運用支援体制を実現したと発表した。
椙山小学校は2014年、同大学教育学部との共同研究をきっかけにICTの取り組みをスタート。当時、椙山小学校は無線LANや電子黒板、教材提示装置などが整備されていたこともあって、Wi-FiモデルのiPadを使い、1人1台体制での効果的なICT活用についての研究に取り組んでいたという。
そこで、保護者や教員の不安がもっとも多いインターネットに関するトラブルを防ぐことを最優先した結果、Webフィルタリングには、多くの教育機関で導入実績があり、フィルタリングできるカテゴリの項目が充実している「i-FILTER ブラウザー&クラウド」を、また、「子どもたちが安全にタブレットを活用した学習をするための環境」と「教育現場における効率的な運用」を実現するために、MDM (Mobile Device Management)には、iPad導入校の多くでの運用実績があり、学校向けの独自機能が充実している「MobiConnect for Education」を採用した。
現在、椙山小学校でのフィルタリングは、同校の情報化コーディネーターとともにブロックするカテゴリの項目を決め、さらには「i-FILTER Proxy Server」に設けられた校種別の設定を参考にして「i-FILTER ブラウザー&クラウド」にも反映し、2016年度からは4年生と5年生の計140名を対象に、私物端末によるiPadの1人1台体制を本格実施。他にも1年生から3年生に対して、学校共有のiPadやiPad miniを整備し、ICTを積極的に取り入れた授業を実践している。
「MobiConnect for Education」と「i-FILTER ブラウザー&クラウド」を組み合わせることで、利用できるブラウザーを制限し安全にインターネットを利用できるほか、端末の設定や管理を一元化できるため、教育現場における安心・安全かつ効率的なタブレット活用環境の実現ができるという。
インヴェンティットとデジタルアーツは今後も教育のICT推進を支援するため学校への導入展開に向けて協業を強化し、児童・生徒の安心・安全なICT教育環境の実現を積極的に推進するとしている。
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