2017年7月13日
Web会議システムで自宅にいながら入試相談、東洋大が新サポート開始
東洋大学は12日、オープンキャンパスへの参加が難しい海外や遠隔地に住む受験生の情報格差を解消することを目的に、自宅にいながらWebを通じて対面での入試相談が受けられる「TOYOWebサポート」の運用を開始したと発表した。
東洋大学では、2013年に紙の入学案内や願書を廃止し、大学選びの段階から実際の入学に至るまで、大学と受験生とのコミュニケーションを一貫して行う入試情報サイト「TOYO Web Style」を立ち上げた。
2015年には、同Webサイト上で大学の講義を動画で体験できる「Web体験授業」を公開。2016年には、それを発展させ、Web体験授業を課題として視聴し、Web会議システムを通じて入試を行う「Web体験授業型入試」を導入した。
そして今回、実際にキャンパスへ訪れて個別相談をすることが難しい海外や遠隔地に住む受験生の情報格差を解消し、経済的な負担の軽減を図ることを目的として「TOYOWebサポート」を開発。
5月中旬から、大学スタッフの派遣が困難な遠隔地の合同進学相談会の会場との接続や、海外在住の受験生との個別相談などで運用を開始し、活用場面を徐々に広げてきた。
「TOYOWebサポート」の予約は、入試情報サイト「TOYO Web Style」内の予約フォームで希望日時を選択し、相談内容やメールアドレスなどの必要事項を入力・送信する。予約後に送信される確認メールに記載のURLをクリックすると接続する。
「TOYOWebサポート」は英語、中国語に堪能なスタッフを配置し、海外からの質問・相談にも対応。また、受験生の相談に対応するのは主に東洋大学の在学生スタッフで、高校生に近い目線から、自身の経験なども踏まえアドバイスするという。
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