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2017年9月5日
NTTドコモ、LTE回線が「渋谷区モデル」に採用され9月から利用開始
NTTドコモは1日、同社のLTE回線が、渋谷区教育委員会が推進する渋谷区ICT教育システム「渋谷区モデル」に採用され、9月から渋谷区内の全小中学校の児童、生徒、教師約8800人が利用を開始すると発表した。
「渋谷区モデル」は、児童生徒1人1台のLTEタブレットを配布して、学校に限らず「いつでも、どこでも」学べる学習環境を用意し、子どもたちが21世紀型能力を身に着けられる各種の学びを提供していくもの。
NTTドコモは2016年5月から2017年3月まで渋谷区内の小学校5年生を対象に、NTTドコモのLTE回線を内蔵したタブレットと、クラウド上で利用する学習ツールを活用することで、児童同士や児童と教師がコミュニケーションをとりながら協働して学習する「渋谷区モデル」の有用性について、放送大学中川教授の監修のもと共同実証を行ってきた。
児童や教師が同じ学習環境を備え、学校に留まらず、場所や時間を選ばずにコミュニケーションをとりながら協働して取り組むことで、他の児童から刺激を得たり、考えを深めたり、友達からコメントをもらうことでやる気につながる等、学習意欲向上への効果を確認。教師と児童のコミュニケーション時間や学力の向上、児童のICTリテラシーの向上等の効果も確認できたという。
これらの検証結果により、「渋谷区モデル」の導入においてモバイルネットワークの有用性や、NTTドコモのLTE回線の品質が評価された。
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