2017年11月30日
ユニセフ「世界子供白書」が「デジタル世界の子どもたち」発表会
日本ユニセフ協会とUNICEF東京事務所は、ユニセフ事務局長アンソニー・レーク氏による「世界子供白書2017」の公式発表会を、12月13日に東京・高輪で開催する。
ユニセフが発行する「世界子供白書」は、世界の子どもたちの現状を紹介する、ユニセフの基幹刊行物。5歳未満死亡率や就学率など、世界各国の子どもに関するさまざまな統計情報と合わせ、毎年、「栄養」や「障がいのある子どもたち」など、子どもに関するテーマを取り上げ、国際社会に子どもたちが置かれている状況改善への取り組みの重要性を訴えている。
2017年版のテーマは、日本を含む先進国にも関係の深い「デジタル世界の子どもたち」。インターネットやICTが急速に普及している「デジタル世界」を、世界の子どもたちがどのように生きているのか、恩恵を受けていない子どもたちはどこにいるのか、子どもたちがネットやICTからどのような機会を得て、同時にどのようなリスクに直面しているのか、さまざまなデータを交えて論じている。同白書に子どもたち自身の声を盛り込むため、ユニセフでは日本を含む26カ国で子ども向けワークショップを実施し、日本の子どもたちの生の声も紹介している。
今回の発表会では、インターネットと子どもの問題に関心が集まる日本で、レーク事務局長が自ら白書の概要を紹介するとともに、日本でのワークショップで子どもたちの生の声を集めてくれた大学生や、ICT関連企業の関係者も登壇する。
発表会の概要
開催日時 : 12月13日 (水) 13:00~15:00 (12:30開場)
開催会場 : ユニセフハウス1階ホール [東京都港区高輪4-6-12]
対 象 : 報道関係者、一般
定 員 : 50名
参加費 : 無料
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