2020年5月25日
ユニセフ、インドの通信会社と共にサハラ以南アフリカでの遠隔学習を支援
日本ユニセフ協会は22日、ユニセフ(国連児童基金)が、インドの通信会社バルティ・エアテルのアフリカ事業子会社「エアテル・アフリカ」とパートナーシップを結んで、新型コロナウイルスのパンデミック下で学校が休校になっている、サハラ以南アフリカ13カ国の学齢期の子ども推定1億3300万人に、遠隔授業の支援をすると発表した。
このプロジェクトでは、子どもたちに遠隔学習へのアクセスを提供し、モバイル送金を通じて家族に現金を給付する。
遠隔学習は、家庭でデジタルツールを利用できる子どもたちが学習を継続できるようにするための、ユニセフの中心的な取り組みの一つ。
「エアテル・アフリカ」は、教育コンテンツを扱うウェブサイトをゼロレーティング(通信料金の無料化)し、デジタルコンテンツへのリモートアクセスを子どもたちに無料で提供する。
また、今回のパートナーシップは、収入がなくなったことで社会・経済的困難が増している家庭を含む、地域全体で最も弱い立場に置かれた世帯に対し、その経済的障壁を緩和するために不可欠な現金給付支援を促進する手段を、ユニセフに提供する。
これにより、パンデミックによる健康と経済危機に対処するための資金を、各世帯が確保できるようになる。
今回の取り組みは、チャド、コンゴ、コンゴ民主共和国、ガボン、ケニア、マダガスカル、マラウイ、ニジェール、ナイジェリア、ルワンダ、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、のサハラ以南アフリカ13カ国の子どもとその家族が対象。
関連URL
最新ニュース
- 漢検協会とベネッセ、初コラボ 進研ゼミ会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字」(2024年12月13日)
- AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」が「高知家まなびばこ」とデータ連携開始(2024年12月13日)
- コドモン、広島県三原市の保育所等13施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年12月13日)
- 陸前高田市、返済不要の給付型奨学金事業の資金調達で1600万円の目標金額達成(2024年12月13日)
- ライフイズテック、中高生向け「ライフイズテック スプリングキャンプ2025」春休み開催(2024年12月13日)
- サイバー大学、「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」でブロンズ評価を獲得(2024年12月13日)
- プログラミングスクール受講生で最も多い年代は20代、平均年齢は33.8歳=「 CloudInt」調べ=(2024年12月13日)
- 不登校・行き渋りの子どもがいる親1000名へのアンケート調査 =サイボウズ ソーシャルデザインラボ調べ=(2024年12月13日)
- 大阪大学、デジタル学生証・教職員証の提供を2025年1月にスタート(2024年12月13日)
- 「デジタルハリウッドSTUDIO」STUDIO渋谷、AIクリエイティブデザイン講座を開講(2024年12月13日)