- トップ
- 企業・教材・サービス
- 「スキャンピラミッド」プロジェクト、クフ王の大ピラミッドで新発見
2017年11月24日
「スキャンピラミッド」プロジェクト、クフ王の大ピラミッドで新発見
ダッソー・システムズが基金を通じて支援している「スキャンピラミッド」プロジェクトは、科学雑誌「ネイチャー」誌で、クフ王の大ピラミッドに大きな空洞があることを明らかにしたと発表した。
全長30メートルの巨大空間は、既に知られている「大回廊」の大きさに匹敵。クフ王の大ピラミッドの内部では、中世以降、主要な建築構造が一切発見されておらず、今回の発見は画期的。同プロジェクトでは、2016年10月に梁の陰にある回廊の入り口を発見している。
このプロジェクトの企画とコーディネートは、文化遺産の研究・保護・次世代への継承を目的とするHIP (Heritage Innovation Preservation )インスティテュート と、カイロ大学工学部が進めており、同プロジェクトはダッソー・システムズによる先行研究を引き継いでいるという。
2015年10月5日以降、HIPインスティテュートとカイロ大学工学部は、エジプト考古学省の権限もと、「スキャンピラミッド」プロジェクトの計画とコーディネートを行ってきた。
その目的は、エジプトの巨大ピラミッド群であるクフ王のピラミッド、カフラー王のピラミッド、屈折ピラミッド、赤いピラミッドを「透視」すること。「スキャンピラミッド」では、この古代遺跡の、これまで知られていなかった内部構造の存在を明らかにし、それらのレイアウトや建設についてより深く理解することを目指している。
使用される技術は、赤外線サーモグラフィー、ミューオンX線写真、シミュレーション、および3Dによる復元。
また「スキャンピラミッド」プロジェクトは、フランス原子力・代替エネルギー庁 (CEA) 、名古屋大学、高エネルギー加速器研究機構 (つくば) 、ラヴァル大学 (カナダ・ケベック州) 、フランス国立情報学自動制御研究所 (INRIA) 、フランス国立科学研究センター (CNRS)など複数の国際的な科学機関を動員している。
関連URL
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)