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2017年12月18日
NEC・日立・富士通、「サイバーセキュリティ人材育成」を開始
日本電気(NEC)、日立製作所(日立)および富士通は14日、実践的なスキル・ノウハウを持つセキュリティ技術者の育成を目的として、サイバー攻撃に対する防御などの訓練を行うための演習基盤システム(サイバーレンジ)を含む教育プログラムの確立を視野に入れた「サイバーセキュリティ人材育成スキーム策定共同プロジェクト」を発足し、活動を開始した。
本プロジェクトは、IT・セキュリティベンダーの豊富な知見を集結し、サイバー攻撃に対処するセキュリティ技術者の能力向上、および人材不足の改善を目指して取り組むもの。
具体的には、セキュリティ人材モデルの定義や人材育成シラバスの作成を行うとともに、サイバーレンジと連携するインターフェイスの共通化や演習の運用方法などを策定する。これにより、3社は本プロジェクトの成果を私用した教育プログラムを確立し、実践的なスキル・ノウハウを持つセキュリティ技術者の育成を強化する。
本プロジェクトは、今後、日本のIT・セキュリティベンダーにおけるセキュリティ人材の育成活動と連携。また、本プロジェクトの成果は、将来的に教材作成ガイドラインの一部を公開するなど、政府機関や企業が推進するセキュリティ技術者の育成にも還元し、日本におけるセキュリティ人材不足の解決に貢献していくという。
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