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2018年1月16日
アプリ「Think!Think!」、カンボジアで思考力教育の導入事業
花まるラボは15日、同社の子ども向け思考力育成アプリ「Think!Think!」を使ったカンボジアでの提案事業が、国際協力機構(JICA)の「2017年度第2回中小企業海外展開支援事業~案件化調査~」に採択されたと発表した。
「Think!Think!」は、Googleによるアプリ表彰を世界と日本でW受賞、現在世界50カ国以上に40万ユーザーを持つ知育アプリ。
今回、JICAが毎年2回公募している「中小企業海外展開支援事業」の採択を受け、同アプリとその知見を活用して、カンボジア王国での思考力教育の導入事業を手がけることになった。
カンボジアでは、主にポル・ポト政権時代に多大な打撃を受けた教育環境の整備、学力の向上が国家の最優先課題になっている。2014年の高校卒業試験の合格率は僅か26%で、人材競争力の強化は喫緊の課題だという。
「Think!Think!」と同教材に使われている教育的な知見が、カンボジアが抱える教育課題の解決を幼少期の教育からサポートできる可能性があると評価され、今回の採択に至った。
モデル校で約40クラスを対象に実証実験を行うほか、カリキュラムへの思考力育成授業の導入可能性、教員の育成なども視野に取り組んでいくという。
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