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2018年6月6日
NVIDIA、新たなプラットフォーム「NVIDIA Isaac」をリリース
NVIDIAは5日、自律動作マシンの新時代を拓く新たなプラットフォームとして、「NVIDIA Isaac」をリリースすると発表した。
NVIDIA Isaacの核となるのは、ロボティクス専用コンピューターのJetson Xavier。90億個を超えるトランジスターを搭載し、毎秒30兆回を上回る演算を処理する。強力なワークステーションをしのぐ処理能力を備えながら、その消費電力は電球の3分の1程度で済むという。
Jetson Xavierには6種類のハイパーフォーマンス プロセッサが搭載されており、これらのプロセッサによって、センサーの処理や自己位置の推定、地図上での位置の特定、地図の作成、ビジョンと認知、パスプランニングなどに必要な何十ものアルゴリズムを、同時にリアルタイムで処理することが可能になる。また、NVIDIAはJetson Xavierのシミュレーション、トレーニング、検証、展開に役立つツールボックス「Isaacロボティクスソフトウェア」を提供する。
同社では、このレベルのAIコンピューティング能力を獲得したエッジ側の自律動作マシンは、あるゆる種類のセンサーから周辺環境を検知して認識し、人間を超える能力を発揮して自己を取り巻く世界を把握できるようになり、製造ロボットが人間と肩を並べて安全に働いたり、物流ロボットが効率的に在庫の移動と管理を行い、商品を各家庭に配送したりと、製造、宅配、倉庫・物流のみならず、幅広い業界の可能性を変えることができると期待している。
Isaacロボティクスソフトウェアを含むNVIDIA Jetson Xavier開発キットは、1299ドルで世界中の販売代理店から8月に販売を予定している。
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