2018年10月12日
ティーチャーズ・イニシアティブ、JVPFから3000万円の資金提供
ティーチャーズ・イニシアティブは11日、ソーシャル・インベストメント・パートナーズ(SIP)と日本財団が共同で運営する「日本ベンチャー・フィランソロピー基金」(JVPF)から、3年間にわたり、総額3000万円の資金提供と経営支援を受けることを決定したと発表した。
JVPFから3年にわたり、毎年1千万円、合計3千万の資金提供を受け、経営幹部と職員の募集・採用、新たにプログラムを導入する自治体の開拓、アルムナイ組織(卒業生コミュニティ)の整備に注力する。
また、SIPのプロボノパートナーの支援により、中長期の事業戦略の構築、戦略的、立体的広報計画の策定、開発と運営ができる骨太な組織体制の構築に取り組む。
ティーチャーズ・イニシアティブは、学校で働く先生が、自らの教育観と教育手法を21世紀型へシフトすることをサポートするために、2015年に5人の発起人によって設立された。
全国から志ある先生を募り「21世紀ティーチャーズプログラム」を提供。グローバル企業でも採用されている世界先端の人材育成、組織開発のメソッドもふんだんに盛り込み、参加した先生は、深いレベルの意識の変化を経験し、学びの場作りの技術を身に付けていく。
「21世紀ティーチャーズプログラム」は、先生が体験的に21世紀型スキルを学び、実践するためのプログラム。
新しい学びの環境を体験する2泊3日の合宿にはじまり、その体験を学習理論を元に咀嚼し、新しい学びの場の作り方を学ぶ「ラーニングデザインセッション」などを実施し、最後は自身の教育現場で学びを活かした新しい実践に取り組み、最終報告を行う。9カ月に渡るプログラムに、過去3年で100人を超える先生が参加している。
関連URL
最新ニュース
- 小学生の親の約7割が日常生活で「自己肯定感を意識することがある」と回答=イー・ラーニング研究所調べ=(2025年4月24日)
- 保護者の87.1%が「志望校は本人が決めた」=栄光ゼミナール調べ=(2025年4月24日)
- 受験生の子どもを持つ保護者が意識的に増やした行動は「子どもとの会話量」=塾選調べ=(2025年4月24日)
- すららネット×埼玉・朝霞市教委、AIドリルを活用した共同実証研究を開始(2025年4月24日)
- コニカミノルタジャパン、「tomoLinks」が「すららドリル」とAI学習支援で連携開始(2025年4月24日)
- 京都芸術大学、通学不要の芸術学士課程「音楽コース」を通信教育部に開設(2025年4月24日)
- 鳴門教育大学、「主体的に学び、創造的に実践する教師」養成のための学修環境を整備(2025年4月24日)
- スペースワンと東京海洋大学、AI技術を活用した水中ドローン活用の共同研究契約締結(2025年4月24日)
- 順天堂大学とアビームコンサルティング、AIを活用した医師の働き方改革に向けた共同研究を推進(2025年4月24日)
- DACホールディングス、教育関係者向け無料オンラインセミナーを5月29日開催(2025年4月24日)