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2018年12月17日
Unity、新機能満載の最新バージョン「Unity 2018.3」をリリース
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」の最新バージョン「Unity 2018.3」を、14日にリリースした。
最新バージョンには、合計で2000を超える新機能、修正、改善が盛り込まれている。
まず「Nested Prefab」という新たなPrefabワークフローでの入れ子構造のサポート機能。これにより、たとえば大きな建物オブジェクトを作る際、1つの巨大なPrefabにするかたくさんの小さいPrefabを作るかの2択しかなかった選択肢が、これらにこだわらず柔軟にPrefabを分割して作成することで、安全かつ再利用性を活用して効率的にオブジェクトを作成できるようになった。
また、Terrain(地形作成)ツールも大幅アップデート。新しいTerrainツールは、処理をGPUに移行したことで実行速度が向上した。
より大きなサイズのブラシ、改善されたプレビュー、地形のタイル間の継ぎ目を自動的にステッチしてつなぎ合わせるペイント機能も使えるようになった。
今回のバージョンから実装された新しいレンダリングパイプライン「HDレンダーパイプライン(HDRP)」とライトウェイトレンダーパイプライン(LWRP)にも対応。従来からUnityに組み込まれている(Built-in)レンダーパイプラインや、既存のUnity のTerrainシステムとの後方互換性も確保されている。
さらに、「Visual Effect Graph」(プレビュー版)も新たに追加。アーティストがゲームやリアルタイム性が求められるプロジェクトで、観衆の目を引くビジュアルエフェクト(VFX)を作りだすためのエディタ内ツールが、この「Visual Effect Graph」。
このツールを使えば、コードを書くことなくノードをつなぎ合わせることで無数のパーティクルを生成し、単純なものから複雑なものまであらゆるエフェクトを作り出すことができる。
なお、オンラインの Unity Plus(一括払いプランのみ)、Pro with Teams Advanced を新規契約(サブスクリプション)すれば様々な特典が付いてくるキャンペーンを、19日まで実施している。
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