2019年4月25日
教育出版×教育同人社×東北学院大、「共同研究プロジェクト」始動
教育出版、教育同人社、東北学院大学の3者は24日、児童に情報活用技能と社会的な見方・考え方を育むため、教科書と図書教材を活用した資料読解ワークシートと学習指導案の開発を行う「共同研究契約」を締結したと発表した。
小学校社会科には、教科書や資料集など多くの教材に共通して掲載されている重要な資料が存在する。
これらは、授業で中心的に扱われる資料であるにも関わらず、児童が読解するための方法が定型化されていない、あるいは教師もどのような視点から読解すべきかを十分に認識していないという課題が散見される。
こうした課題に取り組むため、3者は今回、東北学院大文学部教育学科教授の佐藤正寿氏を研究代表者とする「共同研究プロジェクト」を立ち上げた。教科書会社・教材出版社・大学の3者による共同研究は、これまであまり見られなかったケースだという。
研究に先立ち、2018年度に東北学院大と教育同人社は、小学校5・6年社会科を対象としたワークシートを試作。
同研究では、3者のノウハウを結集して、試作したワークシートを活用した実証実験を重ねることで、学校現場での使いやすさを向上させ、明らかになった知見を論文として学会発表する。
また、成果として小学校5・6年社会科を対象とした教科書準拠の「資料読解ワークシート」と「学習指導案」を各20本(計40本)開発する。
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