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2019年5月30日
NeU、東京大学の「認知脳科学に基づくEdTechの実証実験」に協力
東北大学と日立ハイテクノロジーズのジョイントベンチャーであるNeUは29日、東京大学による「認知脳科学に基づくEdTechの実証実験」に、同社製の脳活動測定機器の提供およびシステム構築で協力したことを明らかにした。
東京大学大学院総合文化研究科の関一夫教授らは、SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)第2期「サイバー空間基盤技術」における研究開発テーマとして、EdTechと認知科学・脳科学を融合させたテーラーメイド学習支援技術の実証実験に着手した。
NeUは同実証実験に協力し、一般的な教室における授業中の生徒と教師の前頭前野の脳活動を、簡易な脳活動計測装置(fNIRS)を使って最大40人を同時に計測し、かつ、リアルタイムに脳の活動状態を可視化して教師にフィードバックすることで、授業の改善に役立てるシステムを構築した。同システムの実用化により、教師の授業内容の改善に加え、各生徒が自身の学習状態を知ることで、効率的な学習につながることが期待される。
今月27日には、実証実験協力校の三浦学苑高等学校において、東京大学・三浦学苑高等学校、横須賀市と共同で記者会見およびデモンストレーションを行った。
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