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2019年6月4日
ベネッセ、「進研ゼミ」を使った個人別指導教室「クラスベネッセ」50教室達成
ベネッセコーポレーションは3日、同社の運営する教室事業「クラスベネッセ」が直営教室とフランチャイズ教室を合わせて50教室となったことを明らかにした。
「クラスベネッセ」は、「進研ゼミ」と対面での学習指導を組み合わせた新サービスとして2015年にスタートした。特長は、教材として進研ゼミを活用した「自ら学ぶ力」を伸ばすレッスン。家庭学習も含めた学び方を指導し、コーチが生徒の主体性を引き出しながら成績向上につなげる。
また、オリジナルの学習管理ノートを活用し、一人ひとりへの質問を通じて行う少人数の授業(1回80分)で、生徒の思考力や表現力の育成につなげているほか、中学生会員には個別に高校受験指導も実施して希望進路の実現を応援している。
2018年度は年間16教室を開校したが、2019年度は東名阪地区を中心に年間32教室の開発を予定しており、2020年春には累計80教室を目指している。教室展開はベネッセ直営およびフランチャイズ方式で拡大を目指していく。フランチャイズ加盟では学習塾法人との連携を進め、地域ごとに特色のある高校受験指導力の強化など、教室運営の安定化につなげていきたいとしている。
さらに教室運営面では、IT活用による効率化を推進し、進研ゼミのカリキュラムと連動したラーニングマネジメントシステムを開発して、講師が教室でタブレットを使い家庭学習も含めた学習管理を行うなど、効果的な教室運営を進めていく。
現在は小学4年生から中学3年生の進研ゼミ会員を対象としているが、今後はサービス内容を拡充して、展開地域や対象学年の拡大を予定している。
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