- トップ
- 企業・教材・サービス
- 『砂場マッピング』を誰でも作れる「Magic-Sand for RealSense」リリース
2019年9月10日
『砂場マッピング』を誰でも作れる「Magic-Sand for RealSense」リリース
アールテクニカは9日、オープンソースソフトウェア “Magic-Sand” を、現在もっとも入手容易な深度センサー「Intel RealSense」に対応した「Magic-Sand for RealSense」をGPL v2準拠のオープンソースソフトウェアとしてリリースした。
アールテクニカは、昨年佐賀県立博物館で開催された「すごいぞ!ボクの土木展」にて触って遊べるインスタレーション作品『砂場マッピング』を発表し好評を得た。『砂場マッピング』はオープンソースソフトウェア「Magic-Sand」をカスタマイズし、子供が遊びやすい筐体を用意して作り上げたもの。
Magic-Sandは、2016年にThomas Wolf氏が中心となって開発・発表されたAR(拡張現実)の砂箱を実現するソフトウェアで、オープンソースソフトウェアとして公開されている。 ただし、更新が2017年で停止し、深度センサーとしてはMicrosoftのKinect v.1のみに対応となったまま。Kinectシリーズはv.2が発表されたあと出荷停止となっており、今後Magic-Sandを新しい環境で動かすのが難しくなっていた。『砂場マッピング』発表時にはすでに入手困難だったKinect v.1を入手して対応したが、今後このオープンソースソフトウェアを多くの人が自由に使えなくなるのは非常に残念だと感じていたという。
そこで、アールテクニカでは現行商品であり、現在もっとも簡単に入手できる深度センサーのIntel RealSenseシリーズへの対応を行い、新たにオープンソースソフトウェアとしてGitHub上で公開した。ソフトウェアライセンスはオリジナルのMagic-Sandを引き継いでGPL v2となっている。現時点では、対応OSはmacOS(10.13~10.14)、対応深度センサーはIntel RealSense D435のみとなっている。
アールテクニカでは、今後もオープンソースコミュニティと連動しながらMagic-Sand for Realsense の機能拡充やメンテナンスを行う。同時に、Magic-Sand for Realsenseを利用した各種インスタレーション/コンテンツの制作、Magic-Sand for RealSenseの導入コンサルティングを受託するという。
関連URL
最新ニュース
- オーディーエス、2024年度の鳥取県GIGAスクール運営支援センター業務を受託(2024年4月19日)
- AmbiRise、電子請求サービス「Haratte」の導入で釧路市の学校・教委の支払業務が85%削減(2024年4月19日)
- 子育て環境、8割の保護者が「地域間格差がある」と回答、特に「子育て施設・設備」で実感 =トラストバンク調べ=(2024年4月19日)
- 小中学生の60%が「新学期に学校に行きたくないと感じたことがある」=ニフティ調べ=(2024年4月19日)
- 保護者の6割以上が子どもの自主学習をサポートしている=明光義塾調べ=(2024年4月19日)
- 国公立大学現役合格者の勉強時間、高3で休日6時間以上が48.6% =じゅけラボ予備校調べ=(2024年4月19日)
- 東京理科大、「デジタル人材」を育成する学部・学科を2026年4月に新設(2024年4月19日)
- 東京経済大学、高校生向けのオンライン講義「東経大ライブ」26日から全10回配信(2024年4月19日)
- 東京大学とNTT東日本、地域循環型社会の実現に向け産学協創協定を締結(2024年4月19日)
- 国立高等専門学校機構、「第3回 高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON2024)」開催(2024年4月19日)