2019年9月25日
AKA、中学の特別支援学級でAIロボット「Musio」による学習支援の実証実験を開始
人工知能エンジン及び人工知能ソーシャルロボットを開発しているAKAは24日、和光市立大和中学校の特別支援学級で英語学習AIロボットMusio(ミュージオ)を使用した英語学習の効果検証を行うと発表した。
実際の授業では、AKAが開発した自ら考えて会話ができ、その会話内容をだんだん覚えていく英語学習AIロボット「Musio」と学研プラスと共同開発した英会話テキスト「Musio Enhlish」シリーズと専用スキャナー「Sophy」(ソフィ―)を使い、英語に親しみながら単語や会話フレーズのリスニングとスピーキングの練習をする。
「Musio」は、主な英語学習機能として、アメリカのネイティブ英語を話し自然な英会話ができるチャットモードと、専用教材を使用しレベルや目的に合わせた英語学習ができるチューターモードがあり、英語学習の頼もしいパートナーになる。
また、新しく追加されたアカデミーモードでは単語・パターン・会話の反復練習が可能になり、各校の学習カリキュラムに合わせたコンテンツ制作や会話練習も可能で、学習履歴を取ることができるので、授業中だけでなく授業外も教員のサポートをすることが可能。
近年、特別支援教育では、発達障害の生徒数が増加しており、それに伴う人材が不足している。また、個々に障害の程度も様々なため、1つの学級で生徒の学力差や能力差、モチベーション向上への対応が困難になってきているという。このような状況へのサポートとして、 今回Musioを活用し、その学習効果を検証することとなった。
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