2019年9月18日
慶応義塾中等部、AKAの英語学習AIロボット「Musio」を導入
AKAは17日、同社が開発した英語学習AIロボット「Musio(ミュージオ)」を、慶応義塾中等部が導入し、英語の授業での活用を開始すると発表した。
「Musio」は、自ら考えて会話ができ、その会話内容をだんだん覚えていくソーシャルロボット。
同校の実際の授業では、単語や表現パターン、会話フレーズを反復練習しながら身に付ける「Academyモード」(アカデミーモード)を活用して、生徒一人ひとりの発話量を増やし、アクティブラーニングを促しながら英語学力向上を目指していく。
「Musio」には、アメリカのネイティブ英語を話し自然な英会話ができる「チャットモード」と、専用教材を使用しレベルや目的に合わせた英語学習ができる「チューターモード」があり、英語学習の頼もしいパートナーになる。
また、新しく追加された「アカデミーモード」では、単語・パターン・会話の反復練習ができるようになり、各校の学習カリキュラムに合わせたコンテンツ制作や会話練習もでき、学習履歴を取ることができるという。
1947(昭和22)年、慶應義塾初の男女共学の中学校として誕生した慶応義塾中等部は、創立当初から校則を定めず、生徒一人ひとりが主体性・自発性を発揮して、教員とともに考えながら、自らの自由を実現するための教養を身に付けていくことをめざしている。
またAKAは、アメリカに本社を置き、この数年間人工知能エンジン「Muse」とそのエンジンを基盤にした人工知能ロボット「Musio」を開発。日本法人は2015年11月に設立。
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