2019年10月30日
金沢工業大、科学技術社会論学会一般公開の特別企画を11月開催
金沢工業大学では、科学技術社会論学会第18回年次研究大会・総会を11月9日・10日の2日間、同学扇が丘キャンパスで開催する。
同研究大会・総会の開催期間中、一般公開の特別企画として「グローバル社会における日本の工学教育の課題と展望―JABEE 20年のあゆみから」(11月9日開催)と「技術についていかに問いうるか―技術論の視点から科学技術倫理を問い直す」(11月10日開催)を実施する。
「グローバル社会における日本の工学教育の課題と展望―JABEE 20年のあゆみから」では、2013年から2019年まで同学会会長を務めた有信睦弘氏が、現在の工学教育、高等教育、科学技術政策などの課題と展望について、倫理、教養など人文社会系分野も視野に入れた幅広いテーマで講演する。さらに、科学技術社会論の視点からの多角的な分析のために調麻佐志氏がコメントを行い、それに続く会場での質疑を通じて、グローバル化が進展する中での科学技術と社会のあり方、そして、そのより良い実現のために重要となる工学や工学教育のあり方について理解を深めることを目指す。
「技術についていかに問いうるか―技術論の視点から科学技術倫理を問い直す」では、昨今、科学技術社会論をはじめとしてさまざまな研究分野が技術を問いの対象としている現状を踏まえ、われわれは技術についていかに問いうるのだろうか、われわれ自身が技術社会の中で生きざるをえない状況において、いかに技術に反省的な眼差しを向けることができるのだろうか、科学技術倫理の具体的な内実ではなく、幅広い視点からそのあり方について検討していく。
ともに参加費無料、事前申込不要、科学技術社会論学会の会員でない人でも自由に参加できる。
開催概要
開催日時 : 11月9日(土)14:40~15:50(14:15受付開始)/11月10日(日)11:00~12:30(10:30受付開始)
開催場所 : 金沢工業大学扇が丘キャンパス 5号館5.101室
参加費等:参加費無料、事前申込不要
関連URL
最新ニュース
- 授業も校務も、多面的に効果が広がる Chromebook 活用(後編)/浜松聖星高等学校(2022年6月28日)
- 授業も校務も、多面的に効果が広がる Chromebook 活用(前編)/浜松聖星高等学校(2022年6月28日)
- AIで生成した講師の動画、受講者の6割が「自然」と回答=ドコモgacco調べ=(2022年6月28日)
- すららネット、「ギフテッド」の特性を持つ子どもたちの学習をサポート(2022年6月28日)
- 大学生への仕送り、最多は「月5~7万円」も約60%が「不足」=キュービック調べ=(2022年6月28日)
- 工学院大学、「デジタルツインラボ」を活用した分野横断型デジタル教育を今秋開始(2022年6月28日)
- 文京学院大学、セルフディフェンス啓発キャンペーンをキャンパス内で実施(2022年6月28日)
- 崇城大学、情報学部が1年生を対象とした「半導体回路設計コンテスト」を開催(2022年6月28日)
- 来春開校の神山まるごと高専、「デロイトトーマツ」が年間5000万円を10年間寄付(2022年6月28日)
- 来春開校の神山まるごと高専、CTCが奨学金基金に10億円を拠出(2022年6月28日)