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2020年2月3日

文科省、「GIGAスクール構想」サイトでQ&Aなど「追加情報」を公開

文部科学省は1月30日、同省のWebサイト「GIGAスクール構想の実現について」で、1月28日に開催されたた「全国都道府県教育長協議会(第2回)」の配付資料の抜粋などを公開した。

配付資料の抜粋「GIGAスクール構想の実現」に関する説明資料では、「端末補助スキーム」、「共同調達の例」、「今後のスケジュール」、「端末の基本のモデル例」、「基本的な考え方(Q&A)」などが掲載されている。

21例示した「Q&A」のQ1は「“1人1台端末環境”を整備しなくてもよいのではないか」。これに対してAは、「昨年12月に公表されたPISA2018では、読解力について、平均得点・順位が前回調査から低下しました。その要因の一つとして、今回の読解力調査では、コンピュータ使用型調査用に開発された新規問題が多く、これまでの“読解力”に加え、“情報活用能力”も求められる問題であったことも挙げられています。児童生徒1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することにより、新しい時代の教育に必要な、子供たち一人ひとりの個別最適化と、創造性を育む教育を実現できます。例えば、一人ひとりの考えをお互いにリアルタイムで共有し、双方向で意見交換する協働的な学び、遠隔教育の充実(例えば、専門家の活用など学習の幅を広げる、過疎地や離島の子供たちが多様な考えに触れる機会の充実、入院中の子供と教室をつないだ学びなど学習機会の確保)などがいつでも可能となります。また、今後、デジタル教科書の本格的導入や学力調査のCBT化には、“1人1台端末環境”は必要不可欠なものとなります」と答えている。

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GIGAスクール構想の実現について

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