2020年3月24日
子どもの学校外教育費、2人に1人の親が「高い」と実感 =エンライク調べ=
オンライン学習塾「てすラボ」を運営するエンライクは23日、子どもをもつ全国の30〜50代の男女441人を対象に実施した「学校外教育サービス」に関するアンケート調査の結果をまとめ発表した。
それによると、まず、「子どもは現在、学習塾や家庭教師などの学校外教育サービスを受講しているか?」と質問したところ、「学習塾に通っている」が42.9%で最多だった。
以下、「通信教育サービスを受講している」16.7%、「家庭教師を付けている」3.1%、「その他の教育サービスを受講している」1.3%と続き、「受講していない」36.0%を除けば、64.0%の子どもが何かしらの学校外教育サービスを受講していた。
次に、学習塾などの学校外教育費について、「英語・数学の2教科指導の場合、どのぐらいの料金が妥当だと思うか?」との質問には、「1万円未満」が32.4%、次いで「1万円以上1万5000円未満」が25.6%だった。
以下、「1万5000円以上2万円未満」15.4%、「2万円以上2万5000円未満」7.9%、「2万5000円以上3万未満」2.5%、「3万円以上3万5000円未満」1.4%などの順。
続けて、学習塾などの学校外教育費について、「英語・数学・国語・理科・社会の5教科指導の場合どのぐらいの料金が妥当だと思うか?」との質問では、「2万円以上2万5000円未満」が17.0%で最多。
次いで、「1万円以上1万5000円未満」、「1万5000円以上2万円未満」が14.7%と同率の結果となった。
次に、子どもが受講している教育サービスの料金は、「英数の2教科の金額または英数国理社5教科の金額で妥当だと思う金額よりも高いか?」と質問したところ、「高い」が44.8%、「高くない」が45.1%で、約2人に1人の親が教育サービスの料金が高いと感じていることが分かった。
映像授業の場合、「何度でも分かるまで視聴できる」「スケジュールに合わせて視聴できる」などのメリットがあるが、「もし、学習塾の授業がそのまま映像授業で視聴できる場合、対面の授業ではなく映像授業形式でも良いと思うか?」との質問では、「分からない」と回答した親を除いたうちの57.0%が「思う」と回答。半数以上の親は、映像授業も良いと考えていることが分かった。
また、「映像授業のメリットだと思う項目を2つ選んでほしい」と質問したところ、「何度でも分かるまで視聴できる」が55.8%で最多、次いで「生活スタイルに合わせて勉強できる」が38.1%の順だった。
「5教科受講できる、学校に合わせた映像授業とオンライン個別指導対応のオンライン学習塾が、9800円(税別)の月謝で受講できるなら試してみたいと思うか?」との質問には、「試してみたい」が42.4%で最多だった。
最後に、「5教科受講できる、学校に合わせた映像授業とオンライン個別指導対応のオンライン学習塾が9800円(税別)の月謝で受講できて、授業対策と定期テスト対策ができるなら安いと思うか?」と質問したところ、50.8%の親が「安い」と回答。「高い」は14.5%だった。
この調査は、全国の子どもをもつ30〜50代の男女441人を対象に、3月10日~12日にかけて実施した。
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