2020年7月1日
アルク、高等学校における英語4技能指導の実態を調査
アルクは6月30日、「アルク英語教育実態レポート」第18弾となる「高等学校における英語4技能指導の実態-4技能向上に効果的な授業モデルと評価法-」を発表した。
調査は、同社が主催するセミナーの参加者や、同社が発行する情報誌「英語の先生応援マガジン」の読者など、アルクと接点のある高校の英語教師を対象に今年1月~2月に行われ、1224名の有効回答を得た。
それによると、2019年度に生徒の英語4技能すべてが向上したと実感した教師は全体の17.8%だった。1年間の授業で4技能すべてを向上させるのは容易ではなく、特にスピーキングの指導や評価に苦労していることが窺えた。
生徒の4技能すべてが向上したと実感した教師は、ICTツールを導入し有効に活用していることも分かった。またそうした教師は、コミュニケーション英語の定期考査において、自由作文など「表現力を問う」問題の出題割合が多く、学習到達目標を「CAN-DOリスト」形式で設定し評価に活用していた。加えて、定期考査以外でも、音読・遣り取り・発表・自由英作文などのパフォーマンステスト・評価を定期的に行っていた。
さらに、生徒の4技能すべてが向上したと実感した教師は、自身のスキルアップのために生徒に授業の感想を聞く、自身の授業を録画・録音するなどして振り返りを行うなどの活動をしていることが明らかとなった。
関連URL
最新ニュース
- プログラミング学習 8割が「興味あり」も「難しそう」が最大の学習障壁に =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年12月12日)
- プログラミング言語別提示年収ランキング、2年連続Goが1位に =paiza調べ=(2024年12月12日)
- インヴェンティット、デバイス管理ツール「mobiconnect」が藤枝市役所で採用(2024年12月12日)
- 週休3日制で20代正社員が取り組みたいこと1位は「スキルアップや資格取得の勉強」=ジェイック調べ=(2024年12月12日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2024」で中1部門の優勝者に「SUKEN Award」を贈呈(2024年12月12日)
- デジタル人財の育成を目指す「AKKODiS高等学院」、2025年4月に開校(2024年12月12日)
- メディアナビ、AI文書チャット「LightPDF」がハリウッド美容専門学校に導入(2024年12月12日)
- Ubdobe、「遊びながら介護を学ぶボードゲーム」が千葉県内の中学で活用開始(2024年12月12日)
- 群馬大学 食健康科学教育研究センター、生物統計解析の手法を学ぶオンライン講座(2024年12月12日)
- 神戸大学とフューチャー、AIを活用した医療面接トレーニングアプリの開発を推進(2024年12月12日)