2020年7月21日
凸版印刷ほか4者、「ヒューマンオーグメンテーション社会連携講座」を開始
ソニー、凸版印刷、京セラ、ティアフォーと東京大学は20日、東京大学大学院情報学環に「ヒューマンオーグメンテーション社会連携講座」を設置し、8月から推進していくことで合意したと発表した。
同講座は、人間の能力を総合的に拡張するヒューマンオーグメンテーション(人間拡張)学の研究開発・社会実装を推進し、IoA(Internet of Abilities:能力のインターネット)の社会基盤を具現化することを目的としており、ソニーと東京大学が2017年から2020年に実施した大学院情報学環「ヒューマンオーグメンテーション学寄付講座(ソニー寄付講座)」の活動を発展させたものとなる。
拡張する能力の範囲は、知覚能力・認知能力・身体能力・存在感から身体システム(健康)まで幅広く捉えており、視線を認識するウェアラブルコンピュータや、ドローンやロボットによる体外離脱視点を使ったトレーニング支援、人間の体験をウェアラブルセンサーやネットワークによって他人と共有・接続する人間=人間接続型テレプレゼンスなどの研究をこれまで行ってきた。
ヒューマンオーグメンテーションはまた、人間とテクノロジー・AIが一体化し、時間や空間の制約を超えて相互に強力し合う、IoAという未来社会基盤の構築を視野に入れた、最先端の研究を体系化していく学問領域となる。
同講座ではヒューマンオーグメンテーション学のさらなる浸透を図るとともに、複数の企業や機関の参画による多様な領域からの人材で構成する産学連携推進体制を構築して、産産連携、産学官連携を推進し、スピード感と安定感を両立した社会実装および学発ビジネスの具現化を目指していく。
関連URL
最新ニュース
- 山梨県、2025年度から25人学級を小学校5年生に拡大、26年度には全学年に導入(2024年12月11日)
- GUGA、大阪府と「求職者等へのDX(IT)に関するスキル等の習得を通じた持続可能な就職支援モデルに関する協定」を締結(2024年12月11日)
- 指導要録の「行動の記録」、教職員の96%が「明快な評価ができていない」と回答 =School Voice Project調べ=(2024年12月11日)
- 仕事をしている母親の子どもの方が希望の中学校に合格している =ひまわり教育研究センター調べ=(2024年12月11日)
- LINEヤフー、「Yahoo!検索」で検索結果面に小学校で習う漢字の書き順動画を掲出(2024年12月11日)
- カラダノート、「ママ・パパが選ぶ今年の漢字ランキング」を発表(2024年12月11日)
- 大学就学を支援する返済不要の給付型奨学金「金子・森育英奨学基金」 総額260万円への増額(2024年12月11日)
- ノーコード総合研究所、大阪府立吹田東高校で「ノーコード開発研修」を実施(2024年12月11日)
- Musio ESAT-J通信教育、世田谷区立太子堂中学校と実証実験を実施(2024年12月11日)
- ネオキャリア、ダイバーシティについて学ぶ体験型授業を小学校で実施(2024年12月11日)