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2020年7月29日
オンライン学習プラットフォーム「Saola」、プレシードラウンドの資金調達完了
日本語教育機関向けオンライン学習プラットフォームを開発・提供するSaolaは27日、20日にエンジェル投資家(共創家)を引受先として、第三者割当増資を実施したと発表した。
現在、在留外国人は約300万人に達しており、留学生・技能実習・特定技能など様々な領域に多数の社会課題が潜んでいるという。
例えば、留学生の就職率は36%と低く、また技能実習生の失踪は後を断たない。さらに昨今のコロナの影響で日本語学習機関の機能が大きく停滞し、課題が一気に噴出。
これらの社会課題を解決するには「在留外国人の価値を再認識できる共創基盤の構築」、「彼らの潜在的価値の可視化」、「周辺関係者への価値提案」という、各要素の強い結びつきが不可欠。
同社は日本語教育というフィールドの再構築から始め、学習過程や行動特性の可視化によって価値を提案し、その後周辺プレイヤーとの共創を目指す。その結果、在留外国人が日本でより善い体験ができるサポートをしていきたいという。
調達した資金の用途は、現在リリース済のα版サービス改善と機能拡充と、β版提供に向け、日本語教育に特化した学習効果・モチベーション計測などの機能拡充。さらに事業拡大と、今後の在留外国人のライフスタイルのサポートを行う「共創基盤」構築のために必要な人材の採用を強化するという。
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