2020年8月6日
仙台育英、NTTドコモと「新たな時代の教育現場の実現へ向けた覚書」を締結
仙台育英学園は5日、NTTドコモ東北支社と「新たな時代の教育現場の実現へ向けた中期的取組みに関する覚書」を締結したと発表した。
この締結により、今後、仙台育英ではNTTドコモと連携・協力し、5Gや各種ICTツール・サービスなどによる新たな時代の教育現場の実現を目指す。
今回の覚書によって、仙台育英とNTTドコモは、「多種多様な映像」を活用した教育現場での教育効果を高める取組み、「IoT・AI・センシングなどのデータ技術」を活用した教育現場での教育効果を高める取組み、距離・時間・空間を越えた「新たな時代の教育現場」実現へ向けた取組み、の円滑で積極的な推進を図っていく。
同取組みでは、仙台育英は5Gや各種ICTツール・サービスなどの授業、部活動における利用、利用した生徒・教職員からのフィードバックの収集、有用性評価を担当。
一方、NTTドコモは、5Gや各種ICTツール・サービスなどの提案・提供、5Gや各種ICTツール・サービスなど利用に関するサポート、有用性評価のサポートを担う。
この取組みの第1弾として、仙台育英は自由視点映像「SwipeVideo」を7月1日に中学校・高校として全国で初めて導入した。
今後は、仙台育英の5Gエリア化が完了次第、5Gネットワークを活用して「SwipeVideo」で撮影した自由視点映像をクラウド配信することで、その有効性について実証実験をする予定。
さらに仙台育英では、5Gエリア化で、現状の光通信による館内Wifiに加えて、関係者約3000人以上が屋内外で同時に双方向で接続しても耐えうる大容量多接続可能なインターネット環境の構築を目指している。
また5Gエリア化によって、館内Wifiのための回線整備に伴う更新コストや、災害時のインターネット環境喪失リスクの減少を期待している。
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