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2020年9月29日
プログデンス、Azure ADのアカウント管理ができる機能拡張版の提供開始
プログデンスは、Microsoft Excelを使ってAzure Active Directory(Azure AD)のアカウント管理ができるFaaS型クラウドサービスの機能拡張版、School Shuttle for Azure Active Directory Verion1.1を28日から提供開始した。
「School Shuttle」は、GIGAスクールで利用する初等中等の生徒児童アカウントを、学校という教育現場からAzure ADというクラウドサービスへ届けるシャトルバスを連想して名付けたもの。
文部科学省が提唱するGIGAスクール構想において、初等中等教育にICTの活用を実践する方針が展開されており、生徒一人ひとりに学習用端末が提供される。学習のポイントは端末内だけではなく、Microsoft社のクラウドサービス(Azure基盤で提供されているOffice 365)を使ったオンライン授業が大きなウェイトを占めており、利用するには生徒のアカウント管理を適切に行う必要がある。
Office 365のアカウント管理には、Azure ADの構造を理解しなければならないため、教育
現場を預かる教職員によっては負担の大きいものとなる。そこでプログデンスが提供するSchool Shuttle for Azure Active Directoryを使えば、教職員が比較的使い慣れているExcelの操作によって、新入学、進級、卒業などの学校行事に関するアカウント管理・更新作業を容易に実施することができるようになるという。
また、今回リリースする機能拡張版は、各教育委員会、および学校ごとに管理項目をカス
タマイズできる柔軟なサービス設計により、独自運用をサポートすることができる点も大
きな特徴。
サービスの特徴は、①Excelの操作だけでAzure ADのアカウント管理が一括でできる②本来権限のない他学校の情報に、容易にアクセスできないようにできる③専用のサーバー機器が不要。システムのメンテナンスや保守も不要。
2021年3月末までは、サービス利用料が無償(契約初期費用のみ)で利用できるので、GIGAスクールの初期導入だけでなく、学校独自のライフサイクルを想定した年次運用についても検討してほしいという。
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