2020年11月17日
JST、GSC令和2年度全国受講生研究発表会の受賞者を発表
科学技術振興機構(JST)は、15日にオンライン開催したグローバルサイエンスキャンパス(GSC)令和2年度全国受講生研究発表会において、文部科学大臣賞ほか優秀賞の受賞者を発表した。
GSCは、世界を舞台に活躍できる科学技術系人材の育成を目的として、卓越した意欲と能力を持つ高校生を対象に、各地の大学等で国際的な活動を含む高度で体系的な育成プログラムを開発、実施する取り組み。JSTが2014年度から推進する事業で今年度は約720人が受講している。
第7回目となる発表会では、同事業を実施している全国17の機関で学んだ受講生46人が計44件の研究活動を披露した。
審査の結果、文部科学大臣賞1件、科学技術振興機構理事長賞1件、審査委員長特別賞2件、優秀賞8件が選ばれた。
受賞者と発表テーマ
■文部科学大臣賞
静岡大学 谷澤 文礼さん 開成高等学校 高3
「睡眠はショウジョウバエの新奇な食物臭への嗜好性に寄与する」
■科学技術振興機構理事長賞
宇都宮大学 遠藤 颯さん 栃木県立小山高等学校 高2
「栃木県にて採取された大型陸生貧毛類の未記載種」
■審査委員長特別賞
広島大学 亀田 あかりさん 広島大学附属高等学校 高3
「一筆書きとメビウスの輪」
東京大学 千田 小春アリシアさん 広尾学園高等学校 高3
「間葉系幹細胞が血管新生に与える影響とそのメカニズム」
■優秀賞
金沢大学 新 太陽さん 金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校 高2
「多面体の分解合同」
九州大学 坂本 百香さん 福岡県立筑紫丘高等学校 高2
「熱起電力向上の新たなアプローチ」
琉球大学 平良 建史朗さん 沖縄県立那覇国際高等学校 高2
「サンゴの産卵時期は人為的に変えられるのか? ~ウスエダミドリイシ(Acropor a tenuis)の性ステロイドホルモン合成経路の解明からのアプローチ~」
東北大学 佐藤 綺海さん 秋田県立秋田高等学校 高3
東北大学 柴田 理央さん 秋田県立秋田高等学校 高2
「突然変異を抑制する物質の探索」
大阪大学 鶴田 一葉さん 帝塚山高等学校 高1
「酵素を用いた糖鎖切断による、血液型変換の可能性」
筑波大学 田中 拓海さん 岐阜県立可児高等学校 高2
「ワニ類2型における四肢骨からの全長推定―化石種への応用―」
国立情報学研究所(共同機関:情報処理学会、情報オリンピック日本委員会)
菅野 楓さん 早稲田実業学校高等部 高2
「観光地評価システム」
金沢大学 狐塚 天音さん 北陸学院高等学校 高2
「ウルトラファインバブルと超音波を組み合わせた光合成細菌の殺菌」
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