2021年1月22日
大分県教委、高校生向け「STEAMフェスタ」を31日にオンライン開催
大分県教育委員会は、宇宙科学技術などの先端科学技術分野を担う次世代人材を育成するため、同県内の高校生を対象に、オンラインで宇宙や先端技術の講義などを行う「STEAMフェスタ」(協力:Barbara Pool)を、1月31日に開催する。
同フェスタでは、同県内20校・約150人の高校1〜2年生が、SDGs6番・水に関連した「THINK SPACE」「THINK OITA」の2コースのいずれかを選択して受講する。講座は、感染症対策として全てオンラインで実施。
「THINK SPACE」では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の講義を通じて、宇宙空間における水の起源や水の価値について考えるだけでなく、実際に国際宇宙ステーション(ISS)で使用されている素材を使った実験を各学校で実施。極限状態の宇宙で、どのように水の循環が行われているのかを学ぶ。
一方、「THINK OITA」では、Google Earthなどの衛星データや3Dマップを活用して地域の水の科学的・地理的特性を考えるとともに、デザイン思考を用いて課題解決するための発想力を養う。
先端科学技術や衛星データなどを使って、身近な「水」について探究的な学びを体験するだけでなく、柔軟な思考・発想力を養い、STEAM教育の推進や先端技術を活用できる分野横断的なクリエイティブ人材を育成する。
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